2012年9月14日

オペラシティ 近江楽堂

小倉貴久子の「モーツァルトのクラヴィーアのある部屋」
シリーズコンサート《第4回》 J.A.シュチェパーン

近江楽堂は、噂には聞いていたけど、よく響く。

特にこの環境でソプラノの声は素晴らしかった。よく女性ボーカルを再現するのがオーディオの一つの目標と言われているが、これを実現するには並大抵のことではないと言うことが、良くわかった。コンサートにいく頻度が低いと、生の楽器の音は身に染みていないのでオーディオでも簡単に騙されてしまうが、人の声は普段から聞いているだけに、そうはいかない。リアリティのある再現をするのには、とってもお金がかかるんだろうなあ。

席はちょっと詰め込まれた感があったけど。遅刻して入り口付近で立っている人を、演奏者が奥の空席に誘導したりして、アットホームな会。

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