2014年11月28日

日経ホール

大手町座 第16回
市川猿之助 歌舞伎舞踊公演


  • 鶴亀 (素踊り)
  • 悪太郎

・猿之助3連発最終回.
・チケット発売日・発売時刻にに予約サイトへ突撃したが,後方の端の席しか取れず.
・踊りは大変面白かった.あいかわらずうまい.感心した.
・しかし15分+一幕(50分)で9000円はさすがに高いと思った.
・終了後は例によって鮨.さすがにそろそろ飽きてきたか.鮨ブームそろそろ終了の予感.

2014年11月19日

明治座 十一月花形歌舞伎


 四天王楓江戸粧
   
辰夜叉御前  
平井保輔 市川 猿之助
相馬太郎良門  
小女郎狐の精  
   
渡辺綱/碓井定光 市川 右 近
和泉式部妹橋立 市川 笑 也
田原千晴/卜部季武/鷺の森有祐卿 市川 猿 弥
鬼童丸実は季武弟季明 市川 團 子
和泉式部 市川 笑三郎
季武妹春町 市川 春 猿
家主茂九郎右衛門/後家おくま 市川 寿 猿
坂田公時/左少弁優連卿 市川 弘太郎
七綾姫 尾上 右 近
左大臣高明 坂東 亀三郎
さぼてん婆 坂東 竹三郎
源頼光 市川 門之助
保輔母幾野 片岡 秀太郎


  • 昼は神田駅から蕎麦屋へ.2時過ぎても人がいっぱい.2本飲む.おいしかった.
  • 三井美術館に時間があったので寄る.東山文化関連の展示.油滴天目を20年ぶりくらいに見る.軸物は年月がたっているせいか,色あせたもの多数.かけあしで.
  • さらに徒歩で明治座に.

  • 楽屋落ち多し.
  • 能の土蜘蛛・千筋之伝は昔みた.糸投げは前ジテが一回だったような記憶がある.後ジテはけっこうたくさん投げるものだと感心したんだった.
  • 今回はじゃんじゃん投げまくり,宙乗りしても投げまくり.ちょっとだらだら投げ過ぎではと思っていたら,最後の最後でドカーンと炸裂.なるほどと感心した.しつこい澤瀉屋の面目躍如.
  • 二度目の暫くに爆笑.
  • 團子御曹司には会場ヒートアップ.
  • 3幕の切の舞踊は楽しかった.そう快.
  • 狐のくだり,パロディーとしておもしろかった.リーガルハイで半沢直樹のパロディーをやっていたような感じ.大うけ,2回目の宙乗りもこの意味で必然だった.
  • 顔見世の世話物の約束で雪が積もっていると.でも,千本桜の暗示で桜が一本狂い咲いている訳ね.

2014年11月16日

パルテノン多摩

新日本フィルハーモニー交響楽団 多摩定期
指揮:高関 健
メゾ・ソプラノ:加納悦子

マーラー:亡き子をしのぶ歌
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

・最近,長い楽曲に耐えられなくなってきたんだろうか?
・後,大音量も
・同日夜のNHKの放送もマーラー:交響曲第5番(イスラエルフィル)であった.

2014年10月24日

新橋演舞場

夜の部

通し狂言 獨道中五十三驛
  
猿之助
 
門之助
右 近
笑 也
猿 弥
弘太郎
笑三郎
春 猿
寿 猿
隼 人
米 吉
亀 鶴
男女蔵
竹三郎
錦之助

昼に寿司を食べてから,銀座に.

・花道よりの前列.
・まわりの見物衆(主におばさん)のテンション高すぎ.開幕から全開モード.
・見どころたくさんで,猿之助をお腹いっぱい見ることができた.
・早変わり多数.どれもうまいもんだが,個人的に気に入ったのはバカ殿.
・本水は,舞台の奥がメインで油断してたら花道から水をまかれて,ちょっと濡れた.
・大詰めを舞踊でしめて,大変結構.
・9時終了.

2014年10月4日

府中の森芸術劇場 ふるさとホール


人形浄瑠璃

菅 原 伝 授 手 習 鑑
 寺入りの段
 寺子屋の段

釣 女

・府中駅からコミュニティーバスに乗ったが,結局最後まで座れず.
・昼の部は売り切れだったようだが,夜の部の後方席にはかなりの余裕.

・人形浄瑠璃の寺子屋は丸本歌舞伎(結構眠くなる)と違ってサクサク進行する感が強い.

理由

  1. 花道がない
  2. 各役者の見せ場で見えをたっぷり切ったりして,時間を取ることがない
  3. 衣装替えに時間がかからない.
というわけで,全然眠くならなかった.

・釣女とくにおもしろかった.松羽目の舞台を人形浄瑠璃では,はじめてみた.元は狂言の演目だが,常磐津舞踊経由で移入されてきたらしい.狂言のせりふ回しがいつのまにやら浄瑠璃の節まわしにかわったりするあたりが,絶妙.たとえは古いがフュージョンですな.

・で帰りに夕食の蕎麦と.



彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

ピエール=ロラン・エマール

バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻 全曲

・ずいぶん久しぶりの埼玉でのコンサート.まず,武蔵野線を途中下車して,いつもの蕎麦屋へ行ってみてびっくり.以前はそれほど混んでいなかったのに,すっかり人気がでたようで,全席2回転の盛況であった.ちょっと駅から離れた,隠れ家的な店だったのに.

・ホールには当日券なしとの張り紙がされるほどの盛況ぶり.みんなマニアックだなあ.

・会場に入って,譜めくりの人用のいすが無かったので,全曲暗譜かすごいとびっくり.実際はそうではなくて,各調の前奏曲とフーガそれぞれを一枚の紙にコピーしたものを持参で,自分で一枚づつめくっていた.よく考えられている.

・曲は中学高校のころにグールドのLPをよく聞いていた(はまっていた).それが,よかったのか悪かったのか.耳がそうなってしまっている.あと,アンソニー・ニューマンのハープシコードによる演奏も持っていたんだった.

2014年9月22日

歌舞伎座

秀山祭九月大歌舞伎

昼の部,一幕見

・鬼一法眼三略巻
菊畑
   
吉岡鬼一法眼 歌 六
虎蔵実は源牛若丸 染五郎
皆鶴姫 米 吉
智恵内実は吉岡鬼三太 松 緑

夜の部 3階席 袖

・絵本太功記
尼ヶ崎閑居の場
   
武智光秀 吉右衛門
武智十次郎 染五郎
初菊 米 吉
真柴久吉 歌 六
皐月 東 蔵
魁 春

・連獅子
   
狂言師右近後に親獅子の精 仁左衛門
狂言師左近後に仔獅子の精 千之助
浄土僧専念 錦之助
法華僧日門 又五郎

・曽我綉俠御所染
御所五郎蔵
   
御所五郎蔵 染五郎
星影土右衛門 松 緑
傾城逢州 高麗蔵
傾城皐月 芝 雀
甲屋女房お松 秀太郎

先月味をしめて,再び前売り+幕見の一日コース.昼はまた寿司(現在空前の寿司マイブーム進行中).幕見席は遠くて,顔まで見ようと思うと双眼鏡必須.袖だとずいぶん近くて,双眼鏡無くてもなんとか行ける.見きれるのは残念だが,舞台中央での所作事なんかは,前後の動きや足の運びが立体的に見えて,面白し.

3階の袖だと,附け打ちの音や大向こうの掛け声にフラッターエコーが乗るようだ.舞台からの音は大丈夫のようだった.

劇場で気づいて,帰って検索すると,同様のブログ記事を一件だけ見つけた