2014年10月24日

新橋演舞場

夜の部

通し狂言 獨道中五十三驛
  
猿之助
 
門之助
右 近
笑 也
猿 弥
弘太郎
笑三郎
春 猿
寿 猿
隼 人
米 吉
亀 鶴
男女蔵
竹三郎
錦之助

昼に寿司を食べてから,銀座に.

・花道よりの前列.
・まわりの見物衆(主におばさん)のテンション高すぎ.開幕から全開モード.
・見どころたくさんで,猿之助をお腹いっぱい見ることができた.
・早変わり多数.どれもうまいもんだが,個人的に気に入ったのはバカ殿.
・本水は,舞台の奥がメインで油断してたら花道から水をまかれて,ちょっと濡れた.
・大詰めを舞踊でしめて,大変結構.
・9時終了.

2014年10月4日

府中の森芸術劇場 ふるさとホール


人形浄瑠璃

菅 原 伝 授 手 習 鑑
 寺入りの段
 寺子屋の段

釣 女

・府中駅からコミュニティーバスに乗ったが,結局最後まで座れず.
・昼の部は売り切れだったようだが,夜の部の後方席にはかなりの余裕.

・人形浄瑠璃の寺子屋は丸本歌舞伎(結構眠くなる)と違ってサクサク進行する感が強い.

理由

  1. 花道がない
  2. 各役者の見せ場で見えをたっぷり切ったりして,時間を取ることがない
  3. 衣装替えに時間がかからない.
というわけで,全然眠くならなかった.

・釣女とくにおもしろかった.松羽目の舞台を人形浄瑠璃では,はじめてみた.元は狂言の演目だが,常磐津舞踊経由で移入されてきたらしい.狂言のせりふ回しがいつのまにやら浄瑠璃の節まわしにかわったりするあたりが,絶妙.たとえは古いがフュージョンですな.

・で帰りに夕食の蕎麦と.



彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

ピエール=ロラン・エマール

バッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻 全曲

・ずいぶん久しぶりの埼玉でのコンサート.まず,武蔵野線を途中下車して,いつもの蕎麦屋へ行ってみてびっくり.以前はそれほど混んでいなかったのに,すっかり人気がでたようで,全席2回転の盛況であった.ちょっと駅から離れた,隠れ家的な店だったのに.

・ホールには当日券なしとの張り紙がされるほどの盛況ぶり.みんなマニアックだなあ.

・会場に入って,譜めくりの人用のいすが無かったので,全曲暗譜かすごいとびっくり.実際はそうではなくて,各調の前奏曲とフーガそれぞれを一枚の紙にコピーしたものを持参で,自分で一枚づつめくっていた.よく考えられている.

・曲は中学高校のころにグールドのLPをよく聞いていた(はまっていた).それが,よかったのか悪かったのか.耳がそうなってしまっている.あと,アンソニー・ニューマンのハープシコードによる演奏も持っていたんだった.