納涼歌舞伎
9:45に歌舞伎座着.今日はまず4階席で一幕見に初挑戦.どのくらい待っているか予想がつかなかったが,立ち見は回避できたようで,一安心.50番台のチケットを購入し,40分待ちで入場,上手側で一列目にすわる..
お銀の方
扇 雀
磯貝伊織之介
七之助
茶道珍斎
勘九郎
細井玄沢
亀 蔵
梅野
萬次郎
春藤釆女正
橋之助
天井近くて,とても遠いが,全体像はよく見える.三階のバルコニー席でさえ,舞台に近くてうらやましいくらい遠い.だが,声はよく聞こえる.表情を見るには双眼鏡が必須.
芝居はとてもスプラッタで,若いころの筒井康隆作といわれても信じたと思う.谷崎も筒井もどちらも,常識に縛られないという点で共通する.両方に若いころはまった私は常識人であるのだが…
席の遠さは,今年1月の大相撲見学(2階席後ろから2列目)と同じ感じであった.
1時ころ終了.昼食は寿司,その後,和光のパーラーや,並木通りとデパートうろうろで時間を過ごす.やや雨.
6:00に再度歌舞伎座で,今度は一階指定席,5列目でで夜の部を見物.
鳶頭
三津五郎
鳶頭
橋之助
鳶頭
獅 童
芸者
七之助
手古舞
新 悟
鳶の者
国 生
手古舞
鶴 松
鳶の者
虎之介
手古舞
児太郎
鳶頭
巳之助
鳶頭
勘九郎
鳶頭
彌十郎
芸者
扇 雀
さすがによく見える.意外なことに声は幕見席のほうが大きく聞こえた.音響設計の成果がよくわかった.おどりは,勢揃いでおめでたく,楽しかった.
菱川重信/下男正助/うわばみ三次/三遊亭円朝
勘九郎
重信妻お関
七之助
磯貝浪江
獅 童
朝一番の芝居も見ているので,勘九郎が大変なのがよくわかった.(見ていないが2部も出ているし)役者は大変だ.3役くっきりはっきり演じわけているという印象.
獅童,悪役顔で悪役を演じる.きまっていて面白く見た.
正助,浪江の兄弟杯の下りで,獅童が徳利を倒すという小ミスを,勘九郎がアドリブでずいぶんとつっこんでいて,獅童もまたずいぶんと返していた.(この芝居初めて見るので,たぶん.でも,獅童が途中あわてて地の声になったり,とちったりしたので,仕込んであったわけではないだろう.)
9:15ころ終了.家に帰った時刻は結構遅くなったが,まあ,しょうがない.楽しい一日であった.