国立音楽大学 第118回オーケストラ定期演奏会
相対的に職場から近いので、オペラシティは通いやすい。
比較的空いていて自由席だったので、休憩前と休憩後の席を替えてみることにした。席は1-3階のすべてが解放されていた。
休憩前は2階サイドのかなり前の方に。ほぼオーケストラの真横から見ていることになる。当然ながら、並行な側面壁によるシューボックスの効果はほとんどなく、原音がかなりはっきり伝わってくる。弓の擦れる音がよく聞こえる。なかなか迫力があるのだが、オーケストラの半分近くが見えないし、見えない辺りは音も影になって比較的弱まっている。手すりもやはり邪魔で、隙間から指揮者、フルート、ティンパニのセンターラインを覗く姿勢で固まってしまった。
休憩後は初めての3階席で、正面に。見た目でも思ったほど遠くは感じないし、音はけっこう近く感ずる。3階席から見ると、あんなに高く見えた天井がけっこう近く見えたのがおもしろかった。オーボエやフルートなどは、サイドよりもよく聞こえてくる。オーケストラ全体がよく見渡せてなかなかいい感じ。指定の場合でも安めの席になるだろうし、今後はここに決まりかとも思ったが、最強奏で弱点があらわれた。やはり音が混濁した感じがある。サイドではこんな感じは無い。なにより視覚的にも聴覚的にも音源がかなり広がっているので。
シューボックスの弱点になるのかどうか、今後見極めて行きたい。まあ、なかなかすべての点でいい席はないものかも。
先週に引き続き、音大のオーケストラを聞いたが、さすがに単なるアマオケよりはうまいものですね。今日は、観客も若い人が多かった。
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