2012年11月11日

彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

国分寺チェンバーオーケストラ コンサート

やはりシューボックスは良い。

会場は604席で、直近に訪問したシューボックス型の杉並公会堂の1190席に比べると小さめ。

杉並公会堂ほど響くことはないが、やや短めながらも残響はしっかりとあり、明瞭感がある。バランスがとれていて一般受けはこちらのほうがするのではないかと思われた。

クラシックのコンサートで、扇型の平面を持つホールに対して、並行に配置された側面壁を持つシューボックスの優位性を再確認。響きが豊か(後期残響成分が多く)、演奏される音自体も量感があり、明瞭に聞こえる(初期反射の影響)。
参考:ウィキペディアで「残響」を見る

やや、残響が少なめなのは床面の勾配が、他と比べてややきつくなっていることが関係しているのだろうか。後ろのほうからでも見やすく、いいんだけどね。結構いろいろなバランスがうまくとれているホールと思った。

ここもまた、2階席は封鎖されていた。アマオケには2階席は貸さないとのホール間協定でも結ばれているのか?今後の課題として、シューボックスのホールでの席ごとの差、特に2階のバルコニーあたりの違いをチェックしていきたいと考えているだけに残念。


さいたま芸術劇場

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